株式会社SCC 様

株式会社SCC 様

eDCグループの中核企業であり、「想いの一歩先へ」をモットーに掲げる株式会社SCC。高度な品質で情報社会に貢献し、お客さまと共に栄えることを目指し、システムインテグレーション、ソリューションサービス、コラボレーションビジネス、エデュケーションビジネスの4領域を基盤に事業を展開している。
(コーポレートサイト:https://www.scc-kk.co.jp/

金融・決済システム、鉄道運行管理システム、カーナビなどの車載システム、自治体向けシステムといった社会インフラを支える分野で幅広い開発を手がけるほか、eラーニング教材「プログリンク」、標的型攻撃メール訓練「TrapFeel」といった自社ソリューションも提供している。

近年は、IoTを活用したイベント支援サービスや、レベニューシェア型の共同開発事業「co-Bs(コビーズ)」などコラボレーションビジネスにも注力。新規部門の設立や人員拡充を進め、事業領域の拡大を加速させている。

 


目的|Goal

  • 内定者が持つ入社前の不安解消
  • 学生から社会人へマインドセット
  • 配属後の技術研修に備える土台づくり

課題|Issue

  • 「入社までに何をすれば良いかわからない」という不安を抱える学生が多い
  • 学生の出身学部により専門知識レベルに差があった
  • マナーや社会人基礎は短期間の詰め込み教育では定着しにくい

結果|Result

  • スマホでコツコツ学べる環境が整い、自発的な学習が定着
  • 文系出身者は新しい知識の習得、専門学校卒は復習として、それぞれに合った学習が可能に
  • 内定者の不安が軽減され、入社後の研修効果も高まった

  

Q.Workschool導入の背景・感じられていた課題を教えてください。

これまで内定者にはプログラミング課題を課していましたが、実際に配属される部署ごとに扱う言語が異なるため、どうしても直接的な効果は限定的でした。そこで、私たちが注目したのは技術スキル以上に必要となる「社会人としてのマインド」です。これは入社してから短期間で詰め込み式に教えてもなかなか定着しません。むしろ内定時点の段階から少しずつ身につけてもらう方が自然ですし、本人たちにとっても安心材料になると考えました。

また、情報系出身者が多い一方で文系出身者からの採用も増えてきており、どうしても知識レベルに差が生まれてしまいます。技術的な面は研修である程度揃えることができますが、挨拶やマナーといった基本的な部分は事前に触れておかないと、配属後に苦労する場面が出てきます。

さらに、学生たち自身も「入社までに何を準備すればよいのか」と不安を抱えているケースが多く、学ぶ場を提供することは安心感にもつながると感じました。こうした背景から、技術スキルも社会人スキルも幅広く学べるWorkschoolを導入しました。
 

 

 
Q.Workschoolの活用方法を教えてください。

内定式後の10月中旬から入社前の3月下旬までの約半年間で、入社に向けて準備を進める大切な時期に、Workschoolを通じて学習の習慣づけや社会人としての意識づけを行っています。

推奨している講座は、ビジネス基礎分野では「基礎・心構え」や「社会人基礎力」「コミュニケーション」など、社会人としてのスタートラインを整える内容を中心にしています。

また、「ITパスポート」「基本情報技術者」など、入社後の技術研修につながる基礎知識を事前に身につけられる環境にしています。SQLやシステムエンジニアコース(Java Bronze)のように、専門性に踏み込めるコースも選択肢として提示しています。

運用面では、毎月1回の定期報告で進捗を確認しています。強制的に「やらなければならない」とするのではなく、学業や今しかできないことを優先してもらいつつ、「社会人になる準備のひとつ」として自然に取り組んでもらえる形を大切にしました。 

 
Q.実際にWorkschoolを導入して、どうでしたか。

実際に運用してみて、まず効果を感じたのは「目標の見える化」です。
Workschoolでは学習して問題に正解すると経験値がたまっていくんですが、推奨コースを受講完了した際に得られる合計の経験値を〇ポイントまでにしようという明確な基準を設定すると、学生にとってはゴールが分かりやすいんですよね。
これまでのフォロー施策は「どのくらい学習すれば十分なのか」が分かりづらかったのですが、数字として目安があることで、「このラインを目指してみよう」と声をかけやすくなりました。内定者にとっても進捗が見える化されており、学習意欲を維持しやすい仕組みだと感じています。
学習状況を月1回確認する仕組みとも相性が良く、報告の中で自然と計画性や自己管理を意識できるようになっていると感じます。

また、推奨講座を通じて、文系出身者は入社前に技術の基礎に触れることができ、情報系出身者はこれまで学んできた内容を振り返る場になりました。全員が同じ教材を使いながらも、それぞれの立場に応じて異なる学び方ができるのは、Workschoolならではのメリットだと思います。

さらに、従来は社内教材を用意して行っていたビジネス基礎教育をWorkschoolに切り替えられたことで、教育担当者の負担が削減されました。その分、内定者一人ひとりの学習状況を丁寧にフォローしたり、不安を聞き取ったりといったサポートに時間を使えるようになっています。


Q.内定者からの反応はどうでしたか。

内定者からも、「社会人としての心構えを事前に持てたことで安心した」「空き時間でコツコツ学べた」「学習計画を立てる練習になった」といった声が寄せられています。入社後の研修にスムーズに取り組めたという感想も多く、事前学習の効果が表れていると感じています。

中には興味のある分野を積極的に学び、他の内定者との差を縮める手段にした人もいます。
特に印象的だったのは、ある学生が空き時間をうまく使いながらポイントを積み上げ、着実に学習を進めていたことです。Workschoolが学習習慣を身につける場として機能していることを実感しました。

 
Q.最後に、Workschoolに対する今後の期待やメッセージをお願いします。

今後は、入社後の研修とWorkschoolをより密接につなげていきたいと考えています。たとえば、技術研修の事前知識をWorkschoolで学べるようにしたり、自社教材をさらに簡単にアップロードできる仕組みがあると非常に助かります。

また、学習意欲の高い学生や若手社員のために、さらに幅広い講座を拡充してほしいと考えています。高度情報処理技術者試験対策や生成AI、クラウド技術、実務で使うC#やJavaの発展レベルといった分野まで、Workschoolがカバーしてくれると、学びの幅は大きく広がると思います。今後も期待しています。

 
 
インタビューにご協力くださり、ありがとうございました!