クラウド型LMSとは?オンプレミス型との違いと導入のメリット・デメリット

クラウド型LMSとは?オンプレミス型との違いと導入のメリット・デメリット

おすすめの方

  • クラウド型LMSの導入を検討している方
  • オンプレミス型との違いを知りたい方

企業や教育機関でのオンライン学習が急速に普及する中、LMS(Learning Management System:学習管理システム)の導入を検討する組織が増えています。LMSにはクラウド型とオンプレミス型があります。企業の規模によって使い分けされています。本記事では、初期投資を抑えながら迅速に導入が可能なクラウド型LMSの基本的な仕組みから、オンプレミス型との違い、導入時のメリット・デメリットまで詳しく解説します。

クラウド型とオンプレミス型のサービスの違い

クラウド型LMSとオンプレミス型LMSの主な違いは、以下の点にあります。

クラウド型LMS
インターネット経由で利用できるサービスタイプのLMSです。初期費用が抑えられ、導入や運用が簡単でアップデートも自動で提供されます。

オンプレミス型LMS
自社サーバーやデータセンターに設置して運用するLMSです。 高度なカスタマイズが可能で、セキュリティ面もしっかりしているのが特徴ですが、導入コストや管理負担が大きいLMSです。

クラウド型LMSのメリット

LMSをクラウドで導入するメリットは5つあります。

システム構築の必要がないため低コストで導入できる

クラウド型LMSは、サーバー構築が不要であり、初期費用を抑えられる点が魅力です。月額制の料金体系が多く、ハードルが低い状態でスタートが可能です。

インターネット環境があれば場所を選ばずに利用できる

クラウド型LMSは、インターネットに接続できる環境があれば、どこからでもアクセス可能です。場所を選ぶオンプレス型とは違い、リモートワークの利用に適しています。

入れ替え(リプレイス)がしやすい

クラウド型LMSは、契約解除が容易であり、他のサービスへの切り替えがスムーズに行えます。また、トライアル環境を用意しているサービスも多く、導入前の検討がしやすい点もメリットです。

アップデート頻度が高い

クラウド型LMSは、定期的なアップデートが提供され、新機能の追加やセキュリティの向上が行われます。AIによる学習データの分析やパーソナライズ機能を搭載するサービスも増えており、最新技術を活用できる点も魅力です。

クラウド型LMSのデメリット

次に導入前にデメリットも把握しておきましょう。

オンプレミス型と比較するとセキュリティ面で劣る

クラウド型LMSは、インターネット経由での利用となるため、オンプレミス型と比較するとセキュリティリスクが高まる可能性があります。ただし、最新のセキュリティ技術(暗号化通信・多要素認証・アクセス管理機能など)を備えたサービスを選ぶことで、リスクを最小限に抑えることが可能です。

細かな機能のカスタマイズができない

クラウド型LMSは、あらかじめ用意された機能を利用する形になるため、自社独自のカスタマイズが難しい場合があります。そのため、システムの根幹を変えるような変更、機能についてはカスタマイズができない場合があります。ただし、クラウド型のLMSは多くの企業で使われる機能や設定が最初から備わっていることが多いです。

AIを活用した学習分析機能

クラウド型LMSの中には、AIによる学習データの分析やパーソナライズが可能なものもあります。受講者の学習履歴をもとに、最適なコンテンツを推奨する機能などが搭載されていることがあります。

運用負担の軽減

システム管理が不要なだけでなく、LMSの運用を外部に委託できるマネージドサービス付きのプランも増えており、IT管理者の負担を軽減できます。

クラウド型LMSサービスの紹介

現在、多くのクラウド型LMSが提供されています。代表的なサービスを紹介します。

1. Workschool

運営企業:TRUNK株式会社
Workschoolは、幅広い企業や専門職向けに適した教材と管理機能を提供するLMSです。

  • オリジナルの学習教材をまるっと作成依頼可能
  • 独自のテストを作成し、事前・事後課題として活用
  • 100IDまでのアカウント利用が可能
  • 1,500以上の汎用的なコンテンツが使い放題

専門職や企業向けの研修に適しており、業務に行う直接マニュアルなどオリジナルコンテンツのリソースを充実させたい企業におすすめです。

2. SmartBrain

運営企業:株式会社キバンインターナショナル SmartBrainは、シンプルな操作性と豊富なカスタマイズ機能を備えたクラウド型LMSです。

  • 無料プランあり(小規模運用にも対応)
  • SCORM(eラーニング規格)に対応
  • 企業研修や学校教育向けに最適化
  • 多言語対応

小規模運用からスタートできるため、コストを抑えてLMSを導入したい企業に最適です。

3. learningBOX

運営企業:learningBOX株式会社
learningBOXは、コストを抑えながら本格的な学習管理ができるLMSです。

  • 初期費用なしで導入可能
  • 直感的な操作画面
  • クイズやテストの作成機能が充実
  • eラーニング教材の販売機能も搭載

初期費用なしで利用できるため、中小企業や教育機関でも手軽に導入できます。


4. AirCourse(エアコース)

運営企業:株式会社KIYOラーニング
AirCourseは、企業向けの研修管理を効率化するクラウド型LMSです。
定額制でコストを抑えて運用可能

  • ビジネススキル研修のコンテンツが豊富
  • スマホやタブレットからの受講に最適化
  • 受講進捗の可視化機能あり

サブスクリプションモデルで、一定の費用で運用可能なため、コストを抑えた定額制を望む企業におすすめです。

5. Schoo for Business

運営企業:株式会社Schoo
Schoo for Businessは、最新のビジネススキルやトレンドを学べるオンライン学習プラットフォームです。

  • 1,000以上のビジネス講座が視聴可能
  • ライブ配信による最新コンテンツの提供
  • 国内最大級8,500本以上の講座から、企業ごとのカスタマイズ学習プランが作成可能
  • 社員のスキルアップをサポート

定期的に更新されるライブ配信や録画コンテンツで、最新の業界トレンドやスキルを学べるので、最新の学習教材を求めたり、受講者の職務の幅が広い大企業におすすめです。


クラウド型LMSには、専門性の高さから独自のオリジナルコンテンツ作成可能なものから、教育機関向けの手軽に導入しやすいものまでさまざまな選択肢があります。自社の規模や目的に合ったLMSを選ぶことで、効果的な学習環境を構築することができます。

WorkschoolのLMSについて詳しくはこちら

クラウド型LMSの導入に向けて確認するポイント

料金体系

料金プランや追加費用が発生する要素を確認しましょう。特に、受講者数やストレージ容量による課金モデルに注意が必要です。

利用可能時間やメンテナンスの頻度

サービスの稼働時間や、定期メンテナンスのスケジュールを確認することが重要です。特に24時間稼働が必要な企業では、ダウンタイムの有無をチェックしましょう。

カスタマイズ可能な範囲

業務に必要な機能が備わっているか、どの程度のカスタマイズが可能かを確認しましょう。

まとめ

クラウド型LMSは、低コストで導入しやすく、利便性の高い学習管理システムです。セキュリティやカスタマイズ性には注意が必要ですが、定期的なアップデートや今後AIを活用した最新機能の追加が期待できます。導入を検討する際は、料金体系や運用のしやすさを考慮し、受講者の職種や企業の規模感にあった適切なサービスを選ぶことが重要です。